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生木と枯れ (虫食い珊瑚)

海の中で倒れた珊瑚は時間がたつに連れて、風化して穴が開き、色があせて行きます。

こういったものは、「枯れ」「虫食い」などと呼ばれます(これに対して海中で生きていたものは「生木」などとも言われます)。

また、倒れていた時間によって穴の開き具合や色味なども異なっており、それほど時間がたっていないものは穴も少なく色も濃いですが、時間がたつにつれて穴が多く軽石のようになっていきます。倒れてからの時間によって「一番枯れ」「二番枯れ」など呼ぶ場合もあります。

生木に比べると評価は低いですが、枯れ具合によって独特の味があります。ちょっとマニア向けの珊瑚かもしれません。

虫食い珊瑚のかんざし
色も濃く、穴もそれほど多くないもの

軽石状の丸玉
かなり軽くなった虫食い珊瑚

枯れ珊瑚のネックレス
虫食い珊瑚のネックレス